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【耐水圧って何!?】テント選びで重要な耐水圧について解説します!

キャンプ知識

はじめましてやまのひです。

私自身も妻と1歳の子供とキャンプ を楽しんでおります。

週末はデイキャンプ、月一程度キャンプへ出かけております。

これからキャンプ を始めようとしている方に参考となる情報を発信しています。

ねぇねぇ、やまのひさん!

テントを購入しようと思って、いろいろ見ているんだけど、一つ分からない事があるの?

それは何でしょう?

テントの仕様欄に『耐水圧』っていう言葉があったんだけど、耐水圧』って何!?

テントに詳しくないと、あまり聴き慣れない言葉ですよね。
ただ、テント選びをする上で『耐水圧』は重要ポイントになります。

なので『耐水圧』について分かりやすく解説しますね!

是非、お願い!

本記事のテーマ

・耐水圧とは

・耐水圧は高ければ良いの?

・耐水圧の目安とは

・おすすめのダブルウォールテント 6選

【耐水圧って何!?】テント選びで重要な耐水圧について解説します!

耐水圧とは

耐水圧とは、テントの生地に染み込む水にどれだけ耐えられるかを表した性能値です。

つまり、耐水圧の数値が高ければ高いほど、水の侵入を防いでくれることを意味します。

テント内に雨の侵入を許してしまうと、荷物は勿論のこと身体まで濡れてしまってはキャンプどころでは無くなってしまいますので、しっかりと耐水圧が確保されたテントを選びましょう。

私、雨の日にキャンプしないもん!

だから、『耐水圧』とは関係ないわ。

いえ、関係があります!

キャンプ中に突然の雷雨に襲われたり、テント内が結露したりとテント泊をする以上『耐水圧』とは密接に関係があります。

そうなんだ〜・・・

【耐水圧の補足説明】
生地の上に1cm四方の水を積み上げていき、何mmの高さまで生地の裏側に水が漏れずに耐えられるか、という意味です。
Ex)耐水圧1,000mmの場合、1,000mm(1m)の高さまで積み上げても、水が侵入しないという意味になります。

耐水圧は高ければ良いの?

じゃあ、テントを選ぶ際は、とにかく『耐水圧』の数値が高いやつを選べば良いのね!

残念ながら、『耐水圧』は高ければ高いほど良いとは言えないのです。

耐水圧の数値は、高ければ高いほど雨の侵入を防いでくれますが、その反面、通気性もどんどん悪くなっていきます。

つまり、生地繊維の隙間を小さくする事で、水を遮断しているので隙間が小さくなるにつれて空気の流れも遮断されてしまうのです。

通気性が悪くなってくると、テント内外の温度差によりテントの内側に結露が発生してしまったり、夏場だとテント内が蒸し暑くなったりします。

雨ガッパを着て、運動するとカッパの内側が蒸し暑いですよね。

あれはカッパの通気性が悪い為です。

耐水圧が高いメリット
  • 激しい豪雨にも耐えてくれる
  • 冬場)寒気の侵入を防いでくれる
耐水圧が高いデメリット
  • 冬場)通気性が悪くなり結露を起こしやすい
  • 夏場)通気性が悪くテント内が蒸し暑くなる
  • 価格が高くなりがち

耐水圧は高すぎてもダメだし、低すぎてもダメだし、一体いくらなら良いの?

では、耐水圧の目安をご紹介します。

耐水圧の目安とは

耐水圧の目安は、ズバリ1,500mmを基準にすれば良いと思います。

1,500mm以下でも問題はありませんが、1,500mm以上だと安心して使う事ができます。

目安として、小雨500mm・通常の雨1000mm・強い雨1500mm

テントによっては、耐水圧が3,000mmといったモノもあります。

3,000mmクラスになってくると通気性の問題が出てきますので、ベンチレーションがあるテントを選ぶと良いと思います。

ベンチレーションとは、テントの天井面にある『換気窓』のことです。

下記の画像をご参照ください。

出典:Amazon

形はテントによって様々ですが、ベンチレーションがあると耐水圧の数値が高くても空気の流れを確保できるようになりますので、夏場の湿気対策冬場の結露対策に有効に働きます。

テントを選ぶ際は、ベンチレーションがあるかどうかもチェックすると良いと思います。

フロア(床面)の耐水圧

フロア(床)とは、インナーテントの床面部分を指し、この部分は長時間に渡って地面と接触しています。

フロアには地面からの湿気雨水をテント内に侵入させない為に、フライシート(屋根)よりも高い耐水圧が求められます。

フライシートの耐水圧の目安は1,500mmでしたが、フロア(床)の場合は寝転んだり、座ったりと長時間に渡って圧力がかかりますので、3,000mm以上の耐水圧は確保したいところです。

なおかつ、グランドシートも忘れずに敷いて地面からの水の侵入を防ぎましょう。

耐水圧以外の防水指標

出典:Amazon

雨の侵入を防ぐ為には、耐水圧だけを注視していてもあまり意味がありません。

雨の侵入に強いテントを選ぶには、耐水圧以外にコーティングの有無や、生地の縫い目からの侵入を防ぐシームテープの有無、テントの構造がシングルではなくダブルウォールテントかどうかもチェックしなければなりません。

ダブルウォールテントとは、インナーテントの上にフライシートを被せる二重構造のテントのことです。

最近、市販されているテントのほとんどがダブルウォールテントですが、激安テントや山岳で使う超軽量テントなどはシングルウォールテントの場合が多いです。

ダブルウォールテントのメリットは、インナーテントとフライシートに間に空間が確保されますので、結露も発生しにくいですし、二重構造なので雨の侵入にも有効です。

テントを選ぶ際は、ダブルウォールテント(二重構造)のものを選ぶようにしましょう。

おすすめのダブルウォールテント 6選







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