
はじめましてやまのひです。
私自身も妻と1歳の子供とキャンプ を楽しんでおります。
週末はデイキャンプ、月一程度キャンプへ出かけております。
これからキャンプ を始めようとしている方に参考となる情報を発信しています。

ねぇねぇ、やまのひさん!
テントを購入したんだけど、別途『ペグ』は必要?
買ったらペグが付いてたんだけど・・・

テントを購入すると大体ペグは付属しています。
その付属ペグでも設営には問題ありませんよ。

そうなんだ〜
じゃあ、買わなくていいね!

ただし、付属のペグはどのメーカーのモノも強度が十分ではありません。

ペグに強度とか関係あるの?

とっても関係があります!
ペグは意外と奥が深いアイテムなんです。
では、その辺りを詳しく解説していきます。
・ペグとは
・ペグの種類+メリット・デメリット
・ペグの選び方
・お勧めのペグ 13選

先におすすめのペグを知りたい方はここをクリックするとジャンプします。
【初めて買う人必見】ペグの種類・選び方を解説+お勧めペグ 13選
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ペグとは
ペグとは、テントが風に飛ばされないようにする為、地面に固定する『杭』のことです。
お家で例えるならば、「基礎」みたいなモノです。
台風や地震で家が動かないようにする為「基礎」があるように、テントも風で飛ばされないように「ペグ」を地面に打ち込んでおく必要があります。
一概に一言で『ペグ』と言っても、材種・形状・長さなど多種多様のペグが世の中には存在します。
それらのペグの中から自分のスタイルに合わせて選ばないといけません。
いきなり、どのペグが自分にベストマッチかどうかは分からないと思いますので、簡単にペグの「種類」や「選び方」を解説していきます。
ペグの種類
- 鋳鉄製ペグ
- ピンペグ
- V字ペグ
- ネイルペグ
- プラスチックペグ

鋳鉄製ペグ
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鋳鉄製のペグの特徴は何と言ってもやはり『強度』が他のペグと比べてもズバ抜けて強いです。
ひと昔前までは、ペグというのは消耗品という扱いでした。
ハンマーで何度も打撃を加えていると直ぐにペグが変形してしまい、使い物にならないなんてよくある話でし
た。
しかし、この鋳鉄製のペグが登場してからペグの概念がガラッと変わりました。
それほど、強く頑丈なペグです。
- 硬くて頑丈
- どんな地盤でも打ち込める
- 曲がっても戻して使える
- 価格が高い
- 重たい
- 砂地に弱い
ピンペグ
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ピンペグは、テントを購入した時によく付属しているペグです。
アルミ製のモノが多く、安価でしかも軽くて良いのですが貧弱なモノが多いです。
硬い地面であったり砂利が混ざっていると直ぐに曲がってしまうので注意が必要です。
- 価格が安い
- 軽い
- 刺さりやすい
- 貧弱なのですぐ曲がる
- 曲がったら使えない
- 使える地面が限られる
V字ペグ
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V字ペグとは、ペグの断面がV字型になっているペグのことです。
V字以外にもU字やY字・X字などもあります。
特徴はペグを地面に打ち込んだ時にペグと地面との接地面積が大きいのが特徴です。
接地面積が大きいということは引っこ抜こうとした時、摩擦面積が多いので引っこ抜けにくいです。
- 砂地に強い
- 接地面積が多いので抜けにくい
- コンパクト(スタッキングできるモノもある)
- 価格が若干高め
- 地面に刺さりにくい
- ペグの溝に土がたまる
ネイルペグ
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ネイルペグのネイルは「釘」を意味します。
つまり、釘のような型のペグということになります。
ハンマーの打撃点と先端が一直線上にあるので力が先端に加わりやすいです。
ペグの形状も真っすぐで細めの棒状なので、固めの地盤でも簡単に突き刺さります。
- 細い形状なので刺さりやすい
- 硬い地盤でも使える
- 価格も安価
- 砂地には不向き
- 種類が少ない
- 鉄製が多いので錆びに注意
プラペグ
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プラペグとは、プラスチック製のペグのことです。
プラペグの特徴は、安価で軽いです。
金属製のペグは硬くて丈夫ですが、プラスチックと比べるとはるかに重いです。
登山など荷物を担いでテントを設営される方などは、プラペグが良いと思います。
- 価格が安価
- 軽い
- 錆びない
- 強度が弱い
- 金属ハンマーでは打てない
- 柔らかい地盤でしか使えない
ペグの選び方
選び方その1:使用目的

テントの使用目的は大きく分けて2つ。
キャンプ場で使うのか、それとも登山で使うテント泊用なのか
キャンプ場で使う場合
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キャンプ場でテントを設営する場合、荷物などは車で運びますので『ペグの重さ』は気にしなくて良いです。
気にすべきポイントは『ペグの強度』です。
お勧めとしては、どんな地盤にも耐えうる強度を持つ鋳鉄製のペグが良いと思います。
・鋳鉄製ペグ
・Y字系ペグ
・ネイルペグ
※重視すべきポイント『強度』『貫通力・抜けにくさ』
山登りで使う場合
登山というのは全ての荷物を自分で担がないといけません。
なので、1gでも荷物を軽くしたい訳です。
なので、ペグに求めるのは「強度」よりも「軽さ・コンパクト」です。
鋳鉄製は強度がありどんな地面でも突き刺さりますが、とても重たいので不向きです。
お勧めとしては、チタン製やアルミ製、プラペグが良いでしょう。
・ピンペグ
・ネイルペグ
・Y字やU字ペグ
・プラペグ
※重視すべきポイント『軽さ』『コンパクト』
選び方その2:地面の状況

テントを設営するシチュエーションは、大きく分けて3つ。
・山系(土・芝生)
・川系(砂利・岩場)
・海系(砂浜)
場所によって最適なペグの種類が変わります。
山系(土・芝生)
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山系地盤(土・芝生)の特徴は、植物や樹木が多いので地盤は水分を多く含んでいます。
その為、硬い地盤はそれほど多くはありませんが、木の根っこがあったりするので注意は必要です。
・鋳鉄製ペグ
・V字・Y字ペグ
・ネイルペグ
※地面が腐葉土や芝生であっても、石ころや木の根があったりするので、突き刺さりやすく強度のあるペグがお勧めです。
川系(砂利・岩場)
川系地盤(砂利・岩場)の特徴は、砂利や岩が多いです。
いくら強度のあるペグであっても岩は貫けません。
なるべく、ペグが刺さりそうな場所を選んでテントを設営しないといけません。
・鋳鉄製ペグ
・ネイルペグ
※川系地盤の場合に重視すべきポイントは強度一点です。柔なペグでは全く刺さりません。
海系(砂浜)
海系地盤(砂浜)の特徴は、砂が細かくサラサラしている場合があります。
サラサラしているとペグは簡単に刺さりますが、その分簡単に抜けてしまうのでペグの役割を果たせません。
そういう場合は、なるべく長いペグを打ち込むか、もしくは、接地面積の多いV字ペグやY字ペグが有効です。
・V字やY字ペグ
※砂浜などのサラサラした砂地盤では、接地面積の小さい棒状ペグは不利です。接地面積の大きいV字ペグなどが有効です。
選び方その3:使用しているテントのサイズ

ペグ選びでキーポイントになるのが、使用している『テントの大きさ』です。
ソロテントと6人用テントでは、使用すべきペグの種類が変わってきます。
ソロテント用
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ソロテントとは、1人用テントのことです。
数あるテントの中でも最も小さいテントになります。
つまり、テントが小さいということは風を受ける面積が小さいことを意味します。
なので、それほどペグに負担はかかりませんので、重視すべきポイントは「軽量かつコンパクトさ」です。
・ピンペグ
・ネイルペグ
・V字やU字ペグ
・プラペグ
※ソロテントの場合、テントのサイズが小さいので風の影響も小さいです。その為、ペグ選びで重視すべきポイントは軽量・コンパクトで良いと思います。
2〜4人用テント
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2〜4人用テントと言いますと、大体一般的なテントサイズになります。
キャンプ場で一番よく見かけるサイズです。
このサイズになると登山で使うよりもキャンプ場で使うのがメインになりますので、重視すべきポイントは軽量やコンパクトさよりも「強度」が重要になってきます。
・鋳鉄製ペグ(20cm〜30cm)
・ネイルペグ
大型2ルームテント
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大型ツールームテントとは、テントの中でも最大クラスに大きいテントになります。
その分、風を受ける面積が非常に大きくなりますので、風の強い日なんかはペグに物凄い力が加わります。
なので、重視すべきポイントは、ペグの「強度と長さ」です。
・鋳鉄製のペグ(30cm〜40cm)
タープ
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タープにおいて「ペグ選び」は非常に重要です。
タープはテントよりも遥かに風の影響を受けやすいです。
なぜなら、テントの場合だと入り口を塞いでおけばテント内には風が入りませんが、タープの場合だと風を遮ることが出来ず、まともに風を受けてしまいます。
吹き上げるような突風が吹けばタープは浮き上がってしまい、ペグが弱いと簡単に引き抜かれてしまいます。
なので、タープの場合の重視すべきポイントは、ペグの「強度と長さ」です。
・鋳鉄製のペグ(30cm〜40cm)
おすすめのペグ 13選
お勧めの鋳鉄製ペグ 2選
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