
はじめましてやまのひです。
私自身も妻と1歳の子供とキャンプ を楽しんでおります。
週末はデイキャンプ、月一程度キャンプへ出かけております。
これからキャンプ を始めようとしている方に参考となる情報を発信しています。

ねぇねぇ、やまのひさん!
今度のキャンプが雨予報なの・・・
雨のキャンプが初めてだから、雨対策を教えてくれない?

キャンプを続けていると、いつかは雨に当たりますからね。
ご安心ください。
では、キャンプでの雨対策を伝授します!
【雨対策その1】雨が降る前にすること
【雨対策その2】雨が降ってきたらすること
【雨対策その3】家に帰ってからすること
キャンプでの雨対策を伝授【テント設営前〜撤収までのポイント整理】
【雨対策その1】雨が降る前にすること

雨が降る前にすることは2つ!
・雨に備えて準備するモノ
・テント設営の場所選び
雨に備えて準備するモノ

では、雨に備えて準備するモノを解説します!
大きめゴミ袋
雨のキャンプになりそうな時は、大きめのゴミ袋を持って行くようにしましょう。
なぜ必要かと言いますと・・・
濡れたテントやタープを入れる為です。
テントの収納袋に入れようと思っても、生地が水を吸ってしまって思うように入りません。
仮に入ったとしても、すぐにビチョビチョになってしまうので車の中がズブ濡れになってしまいます。
ですから、雨に濡れたテントやタープは大きめのゴミ袋に入れて持ち帰りましょう。
雨がっぱ(傘)
雨の日のキャンプに雨がっぱは必須アイテムです。
雨の中の作業は本当に大変です。
雨がっぱを着ずにテント設営・撤収作業をすると当然、全身ズブ濡れになり風邪をひく原因にもなりますので必ずカッ雨がっぱを用意しましょう。
雨がっぱはなるべく上下がセパレートタイプを選ぶことをお勧めします。
ズボンと上着が別れていた方が作業が断然しやすいですし濡れにくいです。
長靴(サンダル)
雨の日のキャンプはテント設営や撤収時など、長時間雨に打たれ続けます。
普通のクツだと長時間の雨に耐えられず、すぐに中まで水が染み込んでしまいます。
乾かそうと思っても湿度が高く、翌日には決して乾きません。
なので、雨の日は普通のクツとは別に雨作業用の長靴を用意しましょう。
長靴だと染み込む心配がありませんので安心して作業が行えます。
多めの着替え
雨の中での作業は、雨がっぱを着ての作業になりますが、それでも襟部分や袖部分から多少なりとも雨が侵入してきて下着が濡れたりします。
あとは、雨がっぱを着ての作業はやはり蒸し暑く、汗もかきやすいです。
なので、雨のキャンプは普段より多めに着替えを持って行くようにしましょう。
雨の日のテント設営の場所選び

テント設営の場所選びでのポイント2つ
周りよりも高い場所
雨の日のテント設営で最も重要なのは・・・
『周りの地面よりも高い場所にテントを設営すること』
「周りよりも高いところ」というのが最重要です。
なぜなら
水は高いところから低いところへ流れます。
周りよりも低いところにテントを設営してしまうと雨水がどんどん集まってきてしまいテント水没してしまいます。
そうならない為に、なるべく高いところにテントを設営しましょう。
水捌けのよい場所
雨の日のテント設営で注意すべき2つ目のポイントは、『水捌けのよい場所を選ぶこと』です。
これもとても重要です。
水捌けの悪いところにテントを設営してしまうと、雨が降った時に雨水が地中に浸透していかず、徐々にテントの周辺がぬかるみに変わっていってしまいます。
なるべく、水捌けの良さそうな場所を探してテントを設営しましょう。

どうやって水捌けが良いかわかるの?

一概には言えませんが、芝生や砂利のところは水捌けが良い場合が多いです。
キャンプ場の地面の状況は、砂利や砂、土、芝生などキャンプ場によってさまざまです。
なるべく、土の部分を避けて芝生や砂利の部分にテントを設営しましょう。
土は水分を含むと泥状になりやすい性質があります。
なので、テントを設営する際は土や粘土質なところは避けて設営しましょう。
【雨対策その2】雨が降ってきたらすること
テント・タープをピシッと張る
キャンプ中に雨が降ってきたら、まずテントやタープをピシッと張り直しましょう。
理由は、テントに降った雨をしっかりと地面へと逃す為です。
生地がたるんでいるとその部分に水が溜まってしまって、重みで傾く場合があります。
なので、雨が降ってきたらロープを引っ張って、生地をピシッと張り直しましょう。
雨の道を確保する
雨の日のキャンプでは、雨の道を確保することも重要です。
雨の道とは、雨水を誘導する為の溝(道)のことです。
テントに降った雨が地面に流れていき、ある程度は地面が雨水を吸収してくれますが、大雨が長時間続くと地面も飽和状態となり、雨水が地面上に溜まり続けてしまいます。
そうなった場合、テントを他の場所に移動できればベストですが、出来ない場合は雨水を離れた場所へ誘導する溝を作ります。
スコップで5cm幅程度の溝を水勾配を考慮して掘りましょう。
すると、自然に水が下流へと流れていきます。
雨が止んだら掘った溝は元どおりに戻すのがマナーです。
地面の水捌けの具合を確認する
雨がしばらく降り続いてきたら、まずはテント周辺の水捌け具合を確認しましょう。
テント周辺に水溜りが出来始めていたら、おそらく、その場所は周りよりも低いか水捌けが悪いかです。
そのままその場所に居座っていても改善されませんので、高いところか水捌けの良いところに移動しましょう。
タープの下にテントを動かす
たまにタープを準備せずにキャンプに来られる方がいらっしゃいますが、キャンプにおいてタープは必須アイテムです。
日差しだけでなく雨からも人や荷物を守ってくれますので必ず用意しましょう。
キャンプ中に雨が降ってきたら、テントを動かせる場合には速やかにタープの下へ移動させるべきです。
テントをタープの下に移動させることで、雨に打たれることなくテント周辺で作業が出来ますし、テントに落ちる雨音が無くなりますので静かに眠れます。
【雨対策その3】家に帰ってからすること
テント・タープの汚れを洗い落とす
雨キャンプを終えて家に帰ったらまず、テント・タープを広げて泥などの汚れを洗い落としましょう。
そのまま放置しておくと、取れる汚れも取れなくなってしまいますし劣化も促進されてしまいますので、家に帰ったら綺麗に水洗いをしましょう。
テント・タープを徹底乾燥
洗い終わったら必ずテント・タープを徹底乾燥させましょう。
この乾かす作業が一番大事です。
濡れたまま放置しておくと、一発でカビが発生してしまいます。
特に発生しやすい生地はコットンやポリコットですが、どの生地であろうとカビは発生しますので必ず乾燥させてから収納しましょう。



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