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チタン・アルミ・ステンレスの違いを解説【クッカーには何がいい?】

キャンプ知識

はじめましてやまのひです。

私自身も妻と1歳の子供とキャンプ を楽しんでおります。

週末はデイキャンプ、月一程度キャンプへ出かけております。

これからキャンプ を始めようとしている方に参考となる情報を発信しています。

ねぇねぇ、やまのひさん!

キャンプ用にクッカーを選んでいるんだけど、アルミ製チタン製などいろいろあって、結局は何が良いの?

確かに、アウトドア用のクッカーにはいろんな種類の金属が使われていてどれが良いのか悩みますよね。

そうなのよ。

見ても価格の違いしか分からないわ。

そうですよね!

では、クッカーによく使われる素材(アルミ・チタン・ステンレス・鉄)の特徴を分かりやすく解説します!

是非、お願い!

本記事のテーマ

【チタン・アルミ・ステンレス・鉄の違いを解説】

 

・チタンの特徴

・おすすめのチタン製品

 

・アルミの特徴

・おすすめのアルミ製品

 

・ステンレスの特徴

・おすすめのステンレス製品

 

・鉄の特徴

・おすすめの鉄製品

 

まとめ

チタン・アルミ・ステンレスの違いを解説【クッカーには何がいい?】

出典:Amazon

クッカーの材質

クッカーの材質の種類は主に4種類あります。

①チタン製

②アルミ製

③ステンレス製

④鉄製

では、それぞれの特徴とおすすめ製品をご紹介します。

チタンの特徴

出典:Amazon

チタンとは、鉄や銅、アルミ等と同じで金属の一種です。

ただ、チタンはそれらの金属と比べてあらゆる面で優れた金属です。

チタンは、とにかく強度が高い金属です。

なんと鉄の2倍アルミの3倍の強度を持っています。

強度が高いということは、鉄製のクッカーよりも厚みを薄く制作できる事を意味しますので、軽量化につながります。

それだけではありません。

それに加えてチタンは軽いですし、サビにも強いです。

そして、金属アレルギーを起こしにくい金属でもあります。

なので、チタンは医療器具にも使用されています。

これ以上に優れた金属があるのかと疑いたくなるほど素晴らしい金属なんです。

チタンって、スゴイね!

チタン製に決めた!

ちょっと待ってください!

決めるには、まだ早いですよ。

チタンにもデメリットがあります。

チタンという金属は、高品質かつ万能な金属であるが故に価格が他の金属よりも割高です。

そして、チタンは性質上、加工が難しい金属なのも価格が高い理由です。

あと、アウトドアに詳しい方はご存知だと思いますが、チタンは熱伝導率が悪いので炊飯などの調理には不向きです。

チタンのメリット
  • 強度が高い
  • 軽い
  • 熱にも強い
  • サビにくい
  • 安全性が高い
チタンのデメリット
  • 価格が高い
  • 熱伝導率が悪い
おすすめのチタン製品






アルミの特徴

出典:Amazon

アルミの最大の特徴は『熱伝導率の良さ』と『軽さ』でしょう。

アルミの熱伝導の良さは鉄の3倍です。

アルミの重さは鉄の1/3しかありません。

まさしく、クッカーに使う材料としては最適な金属です。

そして、アルミはチタンやステンレスよりも安価ですし、サビにも強いです。

アルミって、すごく優等生な金属ね!

デメリットはあるの?

アルミにもデメリットがあります。

アルミのデメリットは、強度が低いことです。

アルミホイルなんかをイメージすると分かりますよね。

薄いとはいえ、あんなにクシャクシャに出来る金属は他にないですよね。

どんな金属にも短所と長所が必ずあるという事です。

アルミのメリット
  • 熱伝導率が高い
  • 軽い
  • 価格が安い
  • サビに強い
アルミのデメリット
  • 強度が低い
  • 保温性が悪い
おすすめのアルミ製品





ステンレスの特徴

出典:Amazon

ステンレスの特徴は、『強度の高さ』と『サビに強い』ということでしょう。

ステンレスはアルミや鉄よりも強度が強いとされています。

そして、クッカー素材としてはありがたい要素である『サビに強い』ということ。

あとは、熱伝導率が低いので直ぐには温まりませんが、その反面、冷めにくいので保温性は高いです。

ステンレスのメリット
  • 強度が高い
  • サビに強い
  • 保温性がある
  • 融点が高い
ステンレスのデメリット
  • 熱伝導率が悪い
  • 重い
  • 価格が高め
(補足)
ステンレスは融点(溶ける温度)が高いので、焚き火などの高価力にも耐えられます。
焚き火に使うお鍋やケトル がおすすめ。
・ステンレスの融点:1400~1530℃
・アルミの融点:660°C
・チタンの融点:1,668°C
・鉄の融点:1,538°C
おすすめのステンレス製品






鉄の特徴

出典:Amazon

鉄の特徴は、とくにずば抜けた特徴はありませんが、どれも平均的に優れた金属といった感じでしょうか。

熱伝導率はアルミほど高くはありませんが、チタンやステンレスと比べると4倍以上ありますので、料理には向いている金属と言えるでしょう。

あと、鉄は融点(溶ける温度)が高いので焚き火などの高温にも耐えられますので焚き火料理に最適です。

しかし、鉄製のスキレットやダッチオーブンは、そのままにしておくと直ぐにサビてしますので注意が必要です。

鉄のメリット
  • 熱伝導率が良い
  • 価格が安価
  • 融点が高い
鉄のデメリット
  • サビやすい
  • 重い
  • 強度がある
おすすめの鉄製品




まとめ

チタンアルミステンレス
熱伝導率悪い
(17)
とても良い
(236)
悪い
(20)
普通
(83.5)
保温性普通とても悪い高い悪い
比重(軽さ)軽い
(4.5)
とても軽い
(2.7)
重い
(7.5)
重い
(7.85)
耐食性サビにくいサビにくいサビにくいサビやすい
強度強い弱い強い普通
価格とても高価安価高価安価
☆総合評価☆☆☆☆☆☆
おすすめ用途マグカップケトル ・炊飯焚き火用ケトルフライパン
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